くじらタイム

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文系大学生の雑記ブログ 下らないことを真剣に考えます

あの伝説の漫画「でんじゃらすじーさん」

 

唐突だか小学生はうんこが大好きだ。少なくとも筆者が小学生の時はそうだった。しかし大人がうんこが好きだと言うとセンシティブな事になってしまうだろう。下ネタがまだ群雄割拠していたときに読んでいたあのまんがについて書きたい

そうでんぢゃらすじーさんである。

 

 

でんぢゃらすじーさんとは

正式名は、絶体絶命でんぢゃらすじーさん曽山一寿先生による日本の漫画作で無印は終わったが、題名を変えて現在も連載中の漫画である!概要はWikiを参照する

じーさんと孫が織りなす不条理ギャグコメディで基本的には一話完結型のストーリー。じーさんが孫に世の中の危険から生き抜く方法を教えるが、もっと危険になるのが本作の基本路線である。しかし、連載が長期化するにつれこのテーマは形骸化し、キャラクターたちの日常を描いた話が多くなり、下ネタやブラックジョーク、ダジャレなどを主体となっている。『コロコロコミック』での連載作品としては珍しく(全てギャグとして扱われているが)登場人物が死亡する描写が非常に多いのが特徴。

ホントに小学生が好きそうな単語ばかりが詰まっている。毎回誰か死んだり、爆発、なんでもありな漫画で、小学生の筆者が一番好きな漫画だった。周りの友達はみんなジャンプ派だったけど、僕はコロコロ派だったのでちょっぴり寂しかったのを思い出した。(当然遊戯より切札勝利派だよね?)

 

あの伝説の回

 

そんなでんじゃらすじーさんのなかでも伝説と呼ばれている回がある。うんこ回だ。

この回は「絶体絶命でんじゃらすじーさん」13巻うんこじゃっ!に載っている。簡単に説明すると会話、擬音すべてがうんこまみれ。

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*全てうんこで話す校長(尖がっているほう)とじーさん(ひげ)

 

 

この回の凄いところはうんこだけで大体なんて言っているかが分かってしまうことだろう。作者はきっと「言葉でなんかいらないんだ見てみろたった3文字だけで意思疎通が取れるじゃあないか」とでもいいたいんだろうか。この漫画にはテーマが隠されているのかもしれない(そんなわけはないのだが)

 

こんな天才漫画を描く作者はどんな人物なんだろうか。

奇才!その男の名は曽山一寿

紹介は以下wiki

1978年9月生まれ。東京都出身
小学生の頃に沢田ユキオ氏からサインを貰った事がきっかけで漫画家を志した。 
2000年、『ぼくのおじいちゃん』で第47回小学館新人コミック大賞児童部門佳作を受賞。 
2001年からコロコロコミックにて「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」を連載開始。同作は2004年に小学館漫画賞児童向け部門も受賞し、コロコロにおける看板作品として現在も連載が続いている

 

 

やはりこの漫画の作者だけあって日常生活もぶっ飛んでいる。その様子はでんじゃらすじーさんの単行本での空きページに垣間見える。

いつものように仕事が終わった曾山先生。ふと輪ゴムに目が留まる。輪ゴムを飛ばしたり遊んでしまう。気が付くと30分も輪ゴムで遊んでいた。

無我夢中になって30分も輪ゴムで遊べるだろうか。僕にはできない。

やはり天才だと認めるしかないようだ。

 

 

 

でんじゃらすじーさんは時々長編をやっておりこれがなかなか面白い。以外と良いことをいったり、そこは少年雑誌、愛と勇気をちゃんと教えてくれる。いまの僕の人間形成は確実にでんじゃらすじーさんから作られている。みなさんも仕事、大学に疲れたら読んだ方がいい。馬鹿らしくて笑えます本当に。